2012年9月11日火曜日

心に橋を架ける言葉/DorothyL.Nolte・著

ドロシー・ロー・ノルト・著、訳者はラジオのテレフォン人生相談でおなじみの加藤諦三。
この本はタイトルからもわかるとおり、対人関係を円滑にして、明るい人生を歩んでいくためのアドバイスで構成されている。
内容は主に人とのコミュニケーションをキーワードに展開される。例えば対人といっても、友人、夫婦、家族、親子、会社の同僚、上司、仕事先相手など、様々。そして、言葉といえば、相手の発した言葉と受け取る自分とでは、まるで違った意味や印象で受け取る事が多く、それによって対人関係にひびが入るというもの。考えてみれば、対人にたいしてもたらされる情報は言葉のみである。見た目ももちろんだが、口を利かなければその人を知ることも難しい。
 そして更に、発する人、受け取る人それぞれに考え方が異なるから衝突や軋轢が生じると、書いてある。別著の「ブレイン・スタイル」という本に詳しく書かれているそうだが、人は大別して4つの脳の分類ができるそうだ。
この本もたくさんの示唆に富んでいて考えさせられるところがあったが、「ブレイン・スタイル」という本が読みたくなった。

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