2012年5月17日木曜日

ハロンの瞳/恢 余子・著

ちなみに作者名は「ひろし よし」と読むようです。
イサムはニューヨークの新高層ビル「コーポシティ」に居を構えることになった。しかし、この近未来の都市に次々と殺人事件が発生。事態は単なる殺人事件ではなく、世間を揺るがせている、カリブ海の小国アズマイア王国の王位継承問題とその国の石油資源を巡る争奪戦となり、既に日米両政府を巻き込んでの世界的事件へと発展していた。アズマイアの重要人物が、コーポシティのイサムの隣人であったことから、イサムは親しくなった関わりで、この隣人を暗殺者の手から逃がす事を決意。こうして、米大陸を横断する逃亡劇となる。途中幾多の襲撃にあいながらもラスベガスまで逃亡は成功する。そして逃亡しながら徐々に隠された真相が明らかに。アズマイアの重要人物としてイサムの隣人になりすました男性は、アズマイア皇女であり、アズマイア皇族の中にも反逆者がいたり。しかし、ついに皇女はイサムの目前で凶弾に倒れる。イサムは皇女の仇をうつべく、拳銃の猛練習を重ね、皇女を暗殺に至らしめた関係者を血祭りにあげ、目的を果たすのだった。
と、このような冒険活劇調なのですが、登場人物の背景が複雑すぎて、誰がどこの所属で立場は。。。など、混乱して楽しめなかった。

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