2012年7月31日火曜日

旅行けば物語/筑摩書房・編

高浜虚子、幸田露伴、柳田国男、坂口安吾、アンデルセン、ユゴー、ヴォルテール、永井荷風などそうそうたる文豪達が名を連ねているが、各々、各地方地方の旅行記、紀行的なものが多く、物語性に欠け、必ずしも面白いものではなかった。ガイドブックの要素が強く、特にドラマティックな展開もなく、淡々と進み、唐突に終わる、そんな文章が多い。あるいは私の苦手な「文学」的な要素もあるのかもしれない。

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