2012年3月29日木曜日

水上のパッサカリア/海野碧・著

第十回日本ミステリ文学大賞新人賞受賞作、らしいが、たいしたことなかった。主人公は事故で、彼女を失ったが、それは仕組まれた事と知り、昔の仕事仲間(始末屋と呼ばれる、法ぎりぎりの所で復習や処罰を下す仕事)と組んで、彼女の復讐をする。しかし、それは主人公の財産をねらった、元仲間達のわなだった。主人公を陥れようとした元仲間は相打ちという形になり、主人公を狙う2人はともに相手の放った凶弾にたおれ、主人公は助かる。。。。話自体は悪くないが、ムダに描写が長い。そして、スピード感にかけている。いらない描写をきり除けば、1/5くらいの本の厚さになり、すっきり読みやすくなると思う。

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