2012年3月29日木曜日

ひとり日和/青山七恵・著

第136回芥川賞受賞。母子家庭の娘が母の中国赴任にともない、一人暮らしを始めるまでのエピソードを綴ったもの。変に凝った作品が多い文学、なかでも芥川賞なのに、意外と読みやすかった。遠縁の一人暮らしのお婆さんの家に1年居候することになり、そこでの日々の体験を通して主人公なりに考え行動し、成長し、やがて就職、社員寮に移り、一人暮らしをするまでの1年を春夏秋冬を章分けにして綴ったもの

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