2012年3月11日日曜日

聖なる予言/ジェームズ・レッドフィールド・著

2010年9月14日
原題 The Celestine Prophecy/James Redfield
「私」は南米ペルーの森林でみつかった古代文書になぜか惹かれ探し求める旅に発作的に出発する。「写本」と呼ばれる古代文書はしかし、ペルー政府が弾圧をして、今や原本はおろかコピーも取り締まられ、めったに手に入れることはできない。しかし、偶然の一致による様々な人々との出会いが私を写本へと導いてくれるのであった。そしてそれらは、全て写本にある9つの知恵からできており、写本が私を正しいほうに導いてくれていたのだった。
 終わり方はいささか唐突だが、内容は好みのタイプで示唆に富んでいる。人類を新しいステージに導くこの予言「写本」は9つの知恵からなっていて、全てを理解することによって人類はおたがいにいがみ合う事をやめ、愛に満ちた生活を送る新たな世代、世紀に突入するとある。難しい言い回しが多く理解が難しい場面が多々あるが、写本の知恵は現在の我々にもためになる予言であった。例えば、偶然の一致などというものは無い。全ては必然、なにかしら意味があるから、そうなっている。人と目があうというのは何かしらその人と関係があるというしるし、話しかけてみる、などなど。

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