2012年3月4日日曜日

遠い海から来たCOO/景山民夫・著

2010年4月16日
フィジー諸島を舞台に、そこに住む少年と、6500万年前に滅んだとされる、恐竜のCOOとの話し。ファンタジー冒険小説。
洋助は、フィジー諸島のパゴパゴ島で父と二人で暮らしていた。ある日。近くのサンゴ礁の浅瀬に身を縮めて怯えている未知の生物を発見する。海洋生物学者の父と出した答えは有り得ないものだった。それは、6500万年前に絶滅した恐竜、別名首長竜と呼ばれるプレシオサウルスの子供であった。
前半はゆったりペースで話が展開し、少々飽きがきたのに、後半、急展開を見せる話しは、ハイピッチでエンディングを迎える。うがった見方だが、どうしても「連載物」のネガティブ要素が顔をのぞかせる点が残念だ。

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